宮崎市太極拳
当会で学ぶ太極拳の中身

●どのような中身なのか

太極拳は、軽めのエクササイズの代用品とは少し違います。

練習の中心となるのは、型を繰り返し、身体の軸を練り上げる作業です。
型を覚えるのは、目的ではなく、目的に向かう為の乗り物を作る行程。
これは、運動神経の良さや、柔軟性の高さがアドバンテージにはなりません。
慎重に、愚直に、コツコツと積み重ねる。集中力が道を開いてくれます。

本当に大事なものは、目にみえず、手にとれないものと思います。
こう動く意味は?、力の伝わる道筋は?、気の流れとは?
真面目に取り組むほどに、沢山の疑問が生まれてきて、
太極拳理論の学習も必要になってきます。
膨大な学問の一種であり、学んでも尽きることなく、
知的好奇心を大いに刺激されるのではないでしょうか。


本格的な太極拳の型を学ぶ前に、
立ち方、姿勢、目線、手の形、指の形、
さまざまな約束事を身体に通すことから始まります。

次に大きな円を空間に描く練習になります。
身体全体を使って円を描きます。
この「身体全体」という課題を満たすには、とても長い時間がかかります。

型を学んだ後も、型の反復練習よりも
「身体全体」での空間を切り取る円の練習が大切になります。
そのために型があるといってもいいかと思います。
空間に美しい曲線を描けるようになった時、
太極拳の型も完成するのです。
そして「調身」 「調息」 「調心」を理解し
実践できるようになります。
さて、その時にはどんな景色が見えるでしょうか?